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和のあかり×百段階段

行ってきました〜
目黒雅叙園

KireiProject 美術室231017_01

今回の百段階段は
日本ならではの感性と技術にの融合によって生み出された
「和のあかり」が
文化財「百段階段」を彩りました

“百鬼夜行”をストーリーテーマに
部屋を進むごとに異界へと
スリップするかのような空間アートの展示演出でした

絢爛豪華な独自の様式美に溢れる
文化財空間にそれぞれの
アーティスト達の表現が加わり
ダイナミックで繊細
そして
美しく妖しい
世界へ連れて行ってくれました

そもそもこの
東京都指定有形文化財「百段階段」
とは通称で
ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です
(…と検索すると出てきました)
まっ!木造で歴史を感じる空間なわけです

食事を楽しみ
晴れやかな宴が行われた7部屋を
99段の長い階段廊下が繋いでいます
階段で結ばれた各部屋は
それぞれ趣向が異なり
各部屋の天井や欄間には
当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれているので必見です
“昭和の竜宮城”と呼ばれたのも頷けます
豪華な装飾は桃山風と言うか
日光東照宮的と言うか
う〜ん歌舞伎!的と言うか
なんとも伝統的な美意識を感じるものです

そんな空間での展示が
しょぼい訳がありません!

テーマの”百鬼夜行”
古の時代に言い伝えられた
鬼や妖怪が深夜に徘徊する
“百鬼夜行”
その姿を見た者には災いがふりかかるとされていたそうですが
私的には”平成ぽんぽこ”でしたか
たぬきさん達がやったそれを思い出しながら部屋を廻りました

KireiProject 美術室231017_02

先ず出迎えてくれたのが
赤い金魚達です
(私もこの日は金魚達に
負けないくらい全身赤)
そして江戸風鈴が耳に刺激を与えてくれます
最初の青の部屋では
“間”を意識して独創的な花の世界感を創造した作品で怪しい青を演出

階段を登り次の部屋は赤く
中国の画題「漁樵問答」に由来してつくられた部屋でまさしくこの世のものでは無い鬼であろうすみかを
彷彿とさせる作品展示です
(しばし佇みながらさらわれても良いかも?なんて思う部屋でした)

次の草丘の間では”異界の四季”と題して藤娘や鷺娘などを展示

更に階を進めると”白き狐の世界”
でわびさびを感じさせる
ススキと狐のコンビネーションと
欄間絵との融合感も良き🖤怪しさです

続く階段には鯉達が浮かんで
まるで私自身池の底から上を見上げている感覚になります

そして
対岸の現世の展示では
「百鬼夜行から免れる呪文を唱えるとこの迷路から抜け出せるかもしれない」…とやはり撹乱作戦のようです 笑
そして異界から逃れ現世に戻る途中ち現れた神々の園と題して
除けのまじないでも馴染みのある
だるまたちが出迎えてくれました
樹々を撮らず要の風をイメージした
アロマや紙で作成されたあかりは
なんとも幻想的です

KireiProject 美術室231017_03

階段を一歩一歩進むたびにさまざまな異界が現れ
階段を上り詰めた先はどんな世界があるのか?
はたして現世に無事帰ってこられるのか?
そんな錯覚すら覚える
極彩色の百鬼夜行でした

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