COLUMN

コラム

Kirei Project Column 20230124_01_MPress
Kirei Project Column 20230124_01_MPress

バックのデザインをする私にとって
このブランドを知る事で色々勉強になったブランドです

最も敬愛されるフランスの
老舗ブランドの1つエルメス
言わずと知れた
(知らない人いないかもね〜)
高級品の代名詞であり
ハイクオリティな革製品と
ハイファッションな装飾品で世界中にその名をとどろかせています

もともとヨーロッパ貴族向けの
馬具工房として創業したエルメス
約100年後にバッグや装飾品を
扱うようになりました
現在
世界的ブランドの顔ともいえる
シルクスカーフが発売されるまでに
丸1世紀もかかったわけです

創設者は
ティエリー・エルメス氏

“愚直なまでに高い品質と
職人技を追求する”と発言

クラフトマンシップの精神で
先ずは
エルメス・ファスナーと呼ばれる
ジッパーの独占使用権を獲得し
先駆的企業となりました
そしてアクセサリー・コレクションが製作され発表

誰もが知っている
グレース・ケリーが持ったバッグが世界の注目を集め彼女の名前から
ケリー・バックとなりました

そしてもう一つの有名アイテム
バーキン これもまた
ジェーン・バーキンが持った事で
今だに日本でも根強い人気です

1人の職人が全ての工程を行い
流行に左右されない
クラシカルなデザインが
基本のエルメス

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“流行に左右されない”
これはまさしく
ファッションからだいぶ遠い
発想です
しかしながらブランディングとしては間違いなく参考にすべき点が多々あると思います!

長いブランド戦略の中で色々な
有名デザイナーが
それぞれ中心となりコレクションを発表してきました
なかでも数年前に担当した
ゴルチエは
“エルメスのデザインを手がける事はまるで恋をしているようなもの”
と言葉を残して
エルメスのデザイナーを
終えました
デザイナーにとっても
このブランドから得る事が
沢山あり
そして憧れのブランドなのです

先日のコラムMプレスで
苦手なトラディショナルも
どうにかまとめる事ができて
少々ホッとしておりますが…笑

“エルメス”から
トラディショナル…
定番…
コンサバティブ…などのワードが頭に浮かぶ私ですが

そもそも
コンサバティブは本来”保守的”
と言う意味です
ニュートラやエレガンス系と
呼ばれる落ち着いたイメージの
スタイリングを表すワードとして
2000年頃から使われるように
なりました
カジュアルなスタイリングで
更に保守的なもの…
とはいえハッキリしたルールは
ないファッション用語
コンサバ・カジュアルを更に略して
サバ・カジュアルと言ったり…
(カジュアルが好きそして略くすのも好き…どうなっているんだぁ?日本)
更に
サバカジ=コンサバティブ・カジュアル の短縮形です
(おやおや!コン抜かしのサバ!
もう頭の中は魚🐟になってしまう)

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いつの時代も必ずと言ってよいほど
コンサバティブ
トラディショナルのワードが時代にあわせて出てきます
これこそが
エルメスの凄さでしょうか!
人間の性質を観察し
長持ちする製品の必要性を認識して
ブランドビジネスに結びつけた結果
180年以上の長い歴史を持ちながら常にトップブランドとして君臨!
その人気の理由は
素材へのこだわりや
魅力的なエピソード
入手困難なプレミア感など
さまざまでしょう

単なるファッションブランドとして物を売るだけではなく
ひとつひとつの製品にこだわり抜き職人の文化や地球環境まで考える
ブランド姿勢は
ファッションブランドのお手本といえるものかもしれません

世界で最も認知されたハイブランド
“エルメス”
ただただ羨望の眼差しです

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