50年代は シルエット&ラインの時代
50年代は
オートクチュールのデザイナーが発信するトレンドの高さを競い合 っていました
特に"ラインの時代" と言われる様に新しいラインが脚光を浴びました
H・S・A・Yラインとアルファベットのラインが発表されました
今みるとレトロで可愛い🖤
1950年代のファッションは
40年代後半と同様に
ディオールを中心に動いていたと
言っても過言ではありません
それはまさに"ライン時代"と
表現されます
毎年のように新しいシルエットが
プレゼンテーションされました
そしてもう1人
バレンシアガの登場です
彼はよりシンプルで機能的な
デザインを追及していましたが
変化が出てきたのは
バレンシアガの
1950年秋冬コレクションあたりから"バレル・ライン"
(バレル:樽)と言われましたが
その名の通り樽のようなボリュームのあるシルエットで
ニュー・ボリュームとして
取り上げられました
バレンシアガの
シルエットを思い切って開放した
デザインは新鮮に映ったようです
そして新しい時代の流れを予感させるものでした
その後
50年代半ばにかけても
多くのラインが登場します
ディオールはスカートを膨らませ
"マグネットライン"
特定のシルエットを
主張しない自由な
"リバティーライン"などを発表し
バレンシアガや
ジバンシィやシャネルなどは
チュニックスタイルや
シュミューズスタイルを
発表しています
女性らしい体系の美しさが隠されてしまうと言うことからフランス では不人気に
アメリカでは
スレンダールックとして
アレンジされて人気に
日本でも流行したと言われています