調べてわかったぁ!!
久しぶりにファッションヒストリーを投稿しましょう
ツッパリは70年代関東から
ヤンキーは80年代関西から
さて今回は日本国内に
目を向けてみましょう
1970年の日本といえば
日本万国博覧会(大阪万博)が
開催されました
よど号ハイジャック事件ビートルズ解散などなどがあげられるかしら
ファッションの視点で言うと
70年代ファッションは
実にバリエーション豊かな時代へと突入します
世界でも活躍する
イッセイ・ミヤケ
ケンゾーなど
(お二人とも他界なさいました)
日本人デザイナーが数多く誕生し
数多くのコレクションを発表しました
そんな時代に
特に注目されたのがなんと
それまで作業着として扱われていたジーンズでした70年代には
ハイファッションのデザイナーに
よるジーンズを取り入れた
ファッションが注目を集め
ジーンズはお洒落の定番アイテムとして定着しだしましたアメリカのサブカルチャー文化が
日本にも渡来し
テニスやサーフィンなど
アメリカンスポーツが日本で人気になっていました
その影響もあり日本では
ジーンズ
ダウンジャケット
トレーナーなどカジュアルな
ファッションが人気になっていました
又
この当時は"an an""non-no"など
(アンノン族なんてワードも使われましたね)
のファッション雑誌も数多く誕生しました"an an"により流行したのが
横浜発祥の"ニュートラ"でした
ワンピースやブレザー
カーディガンなどに
エスメスやグッチなどの有名ブランドバックをアイテムに利用した
お嬢様ファッションです
そんな中
世の中の常識に反抗の姿勢を見せる若者達"ツッパリ"
1970年代から目立って
ファッションとなり大人達を
驚かしました
皮ジャンにリーゼントのスレンダーな男の子達はハードな革ジャンに身を包みちょっと悪い雰囲気と
カッコ良いロックンロールの音楽
スタイリングと音楽と共に
流行らせました
併せてフィフティーズファッションもクローズアップされました
代表格の
音楽グループと言えば
永ちゃん率いるキャロルでしょうか
その他いくつかのグループが
スポットを浴びましたがこれらの
音楽グループは
何故か
バイクで暴走する青年を中心に熱狂的に支持されました
歌い方はシャウト気味ですが
暴走するロックンロールというよりは心キュンとするような
ロックンロール寄りな曲が多くて
だからこそ
思春期の少年少女の心を
わしづかみにしたのだと思います
スタイリングと音楽…
音楽グループの影響が強いと言えると思います
時代&音楽&ファッションの密接な関係です
その後は
昭和50年日本でつくられた
「メイドインUSA」の発行で
ヘビーデューティファッションは
決定的なものになり
新しいライフスタイルと共に実用的で機能的なアイテム達が
クローズアップされ始め
中でも作業着が注目?!
ステージ衣装につなぎを着用する
ロックバンドまで登場
ワークウエアーの火付け役となりました
ファッションとツッパリ
なにやら不思議な関係であることは間違いないようです
不良少年は時代に斬新な考えと
ファッションコーデを生み出し
いわば時代の
革新的なニューリーダーでも
あったのです