ダサカワが地球を救う?!
バブル崩壊と共に人々の
価値観は一変しました
ファッション業界でも
"古着"が見直され
着る事がカッコ良い!事
となりました
例えば
80年代には50・60年代
ファッションが流行り
90年代には70年代
2000年に入ると80年代が
フォーカスされていました
その流れで97年くらいに
流行った古着が
再び現代の若い子にとって
すごく新鮮に
受け止められているようです
当時は
アメリカのデットストック
(言葉はカッコ良いけど売れ残り笑)
この90年代は各地に
古着専門店がopen
古着専門誌に人気が集まりました
・値段が割安・選択肢が多い
・こなれて映る・今では手に入らないデザインと出合える
などのオンリーワンのかぶり知らず
が先ずは人気の秘訣でしょうか?
時間を経て生じた風合いの変化も
魅力かもしれませんね
全部ひっくるめて
“ダサくって可愛い”のです
(“ダサカワ”のワードまで出来てしまいました)
最近のトレンドワードである
"サスティナブル"が
更に古着人気に力を貸しそうです
世の中に余分なモノを増やさない
という点でサステナビリティの象徴的存在になりそうです
大量生産・大量廃棄を前提に
「地球に意地悪なファッション」を
嫌う人たちにとって古着は
優しく感じられるのかもしれません
誰かの愛着を受け継ぐような
服との誠実な向き合い方は
地球環境を大事にしながら丁寧に
暮らしていきたいという考え方に
なじむのでしょうね
シーズンごとに
"新トレンド"とうたって提案される新品に比べ
古着は自分で選びやすい点も
心地よさを感じる点でしょう
流行に振り回されない感覚と言えるのかもしれません
又フリーマーケットのブームも
こんな価値観から生まれたものです
リサイクルやリメイクなど
"リ"(再び)
が注目された時代と言えるでしょう
古着と並行して
ヴィンテージもキーワードも長く定番化してますね
驚くほどの値段で取引きされた
ヴィンテージ・ジーンズのブームも
90年代の古着ファッションから
生まれたといってもよいでしょう
色々ブランドがヴィンテージ古着をサンプリングしていたり
著名人がヴィンテージ古着を着ていたりとファッションの流れは
確実に"古着カルチャー"に寄ってきているようです問題視されているまだ使えるけれど廃棄される商品
売れ残って埋め立てられたり焼却されたりする商品によるファッション業界のゴミ問題は
サステナビリティ
社会環境問題などの
側面から考えてもこの流れは
ややしばらく続くことが予想されます
私たちが今すぐできる事とは…
いかにエシカル(倫理的)な消費を心がける事が出来るか?
よりサステナブルな商品を
選ぶのはもちろんのこと
むしろ買ったあとの商品を
長く大切に使い
あるいは
もう着なくなってしまったものを
どう処理するか…と考える事が
必要になりそうです
(すでに色々なshopで回収boxを設置しているのをみかけます)ダサ可愛いスタイリングワードから
古着
サスティナブル
ヴィンテージ
の価値観についてまとめてみました