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Kirei Project Column 20221003_01_DPress

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私たちの世代では運動会といえば10月に開催されたものでした。
また地域住民を含む一大イベントでもありました。

昼休みには家族や友人とお弁当を囲み、みなが歓声をあげ拍手をおくり、運動が得意な子もそうでない子も晴れやかな顔で一日を過ごした記憶が残っています。

それがいつの頃からか、親はビデオ撮影のために早朝から席取り合戦。
演目中もとにかく我が子の姿を記録に残そうと、ファインダー越しに子どもの姿を追いかける「撮影会」に変わってしまいました。
その我が子の撮影に懸命になるあまり、ヨソの子ども達の演技への声援や拍手はまばら…。

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コロナ禍になっては尚更です。
声をあげることは厳禁。
保護者の入場制限までされ、更に大きく様変わりしてしまいました。

もちろん記録に残すことを否定するわけではありません。
それよりも大切な「記憶」として共有することが、後々に繋がるものではないかと思うのです。

我が子だけに限らず、一生懸命頑張る「子ども達」の姿をしっかりと目で追い、その姿に一喜一憂して大きな歓声をあげ惜しみない拍手を送る。
そんな体験をすることで子ども達はどれだけ嬉しくどれほど多くの学びを得るでしょう?
大人達はヨソの子ウチの子区別なく、頑張る子ども達をしっかり見てくれて、応援してくれて、讃えてくれるているんだと。

大人たちのそんな姿から「人」への向き合い方を、子ども達は自然と身につけていくのではないでしょうか。

そんな思いやりや優しさが、親から子へまた人から人へ連鎖することで、世界は少しずつ、しかし確実に変わっていくと願ってやみません。

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